普茶料理でワイン会
普茶料理とは黄檗宗伝来とともに伝わったいわゆる精進料理です。
「普茶」とは「普(あまね)く衆人に茶を施す」という意味であり、もともとは茶を飲みながらの食事のようですが、現在では柔軟にお酒もどうぞと言っていただけたので、今回のワイン会が実現し、マリアージュを楽しむことができました。
ワインは泡からあちこちで適宜飲んでいった*1というカジュアルな会でしたので、順不同になりますが適宜に写真をおいておきます。
※いつものとおり・・・説明はどうしよう・・・で、すいません。
DRAPPIER Champagne Carte D'or Brut 1990
ヴェルジェ シャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン 2009
ドメーヌ・ド・フォンタヴァン シャトー・ヌフ・デュ・パプ 赤 2006
モーラン ペール・エ・フィス シャンボール・ミュジニー 2004
和食ということもあり白を持ち込まれた方も多かったのですが、意外としっかりしたお料理の味で、ブルゴーニュ赤でも十分楽しめるボディの重さでした。
<お料理>
(*)印のついているものだけが1人前で、普茶料理は基本4人前盛り付け。
豆皮巻(湯葉巻)と 油炸
精進料理ですので野菜中心となり、蛋白も植物性のものです。
ですので物足りなくならないように味が濃い目で揚げ物が多く、かなりの量ですので十分満足以上にすこし苦しいくらいのボリュームで堪能させていただきました♪
宝善院
〒6110011 京都府宇治市五ケ庄三番割34−3
0774-32-4683
*京阪宇治線黄檗駅徒歩5分(万福寺の近くです)宇治の黄檗は唐の時代に黄檗宗開祖となった隠元和尚が来日されお茶、隠元豆、精進料理の始まりとなる普茶料理を伝えた地です。歴史ある普茶お料理を作って食べさせて下さるのは宝善院の和尚様です。
宝善院では普茶料理を4名以上*2より予約できるそうです。
宝善院ではお酒の持ち込みも可能だそうなので持ち込み料に関しては問い合わせてください。
上記しましたが、本来はお茶でいただくお料理ですので他のお寺では飲酒できないかもしれませんのでご注意ください。
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