かなりショックなこと

天変地異には逆らえない。
今も昔も変わらないことです。



アイスランド火山噴火のおかげで、非常に残念ですが明日より計画していたパリ旅行が中止となりました。


それまでにも公私共にいろんなことがあり気分が滅入る中、かなり慌しい中、第一候補も行けずに第二候補ということでがんばって手配した旅行でしたが・・・それすらかなわなくなりました。
ランスやモン・サン・ミッシェルやジヴェルニーは遠かった・・・。



そして更に追い討ちを掛ける如くショックなことが。


先日から砂やらで鼻もイマイチなことに輪を掛けて天候のジェットコースター状態で風邪気味であることはわかってはいましたが、どうやら本格的にに体調が悪いらしく、ワインの香りが取れなくなっているようです。
数日前のデギュスタシオンの授業で辛口のリースリングの香りが取れなかったのです。
しかも一度飲んでるワインに近いもの。


コレ!!

コレの兄弟分*1がソーヴィニオン・ブランと勘違いしたなんて正直危機感を覚えました。
旅行は天変地異には逆らえないのでもう達観して怒る気にもなっていないのですが、正直このリースリングの香りが取れなかったのはショック以外の何者でもなくてちょっと泣けました。
かなり本気で悲しかった。自分がここまでできない子かと・・・
体調を整えてどうにかなるものか? 力不足か?


で、とりあえず今日いつも治療してもらっている鍼灸院で慌てて治療を受けました。
所見によるとかなり胎内の水のコントロールが滞っていることが判明、それにより耳鼻咽喉の調子が悪くなったそうです。
そのむくみの原因は”体の冷え”。
しばらく冷たいものは控えるように、体を温めるようにと指示されました。


治療のおかげで少し鼻が通るようになり、ヘンな空咳が出なくなりました。
ということで再チャレンジ!





銘柄:STEINBERGER LIESLING TROCKEN  [2008]

   シュタインベルガー 2008*2

地域:ラインガウ(ドイツ) 

生産:Kloster Eberbach 国立醸造

種類:白 (辛口)

品種:リースリング

A:12.0%
スクリューキャップ




好きだからといって甘いワインの飲みすぎだったかもしれません。*3
しばらくは辛口も勉強するようにしたいと思います。

またデギュスタシオンの練習としてかなり冷やし気味の状態でテイスティンググラスで飲んでみる練習をしてみたいと思います。
普段は適宜な温度で合うグラスを用意するようにしているのでやはり条件が違うとここまで香りがとれなくなるのかと驚愕しています。
がんばります!



自分なりの勉強メモ(超初心者ですいません)

・SBのようなアロマティック品種ならばもっと切れるような濃い香り
・酸が強く香りもシンプル ⇒ 寒い地方の産出と考える
・その上で色が濃い目であれば南向きの斜面だと考えられる ⇒ ラインガウ*4の特徴
・舌の奥でぽてっと広がるような丸みのような甘味のような ⇒ リースリング
・クラシック(Classic):アロマが豊かでバランスのとれた辛口ワイン。
・セレクション(Selection):単一畑のぶどうから造られる上級辛口ワイン。


・香りの要素:グレープフルーツ/青りんご/レモングラス/白い花/蜜の甘い香り
・アタック:軽くて爽やか
・酸味:強い(りんご酸)
・渋み:少々残る
・ミディアムライトボディ/シンプルな味わい/熟成は少し若いが飲める
・余韻:中〜やや長め

.

*1:デギュスタシオン用に出されたワインはKloster Eberbachのリースリングクラシック2007でした。

*2:以前QBAの2008はエチケットが変わったと申し上げましたが、トロッケンは鷲のままでした。トロッケンは輸入量がかなり限られているらしいです。

*3:比較で出題されたモーゼルのDR LOOSENのカビネットだとすぐにリースリングだと分かったのですが、辛口が分からずで...orz

*4:ラインガウ地域はライン川の北側に位置し、南向きの斜面