PARCELL A355
ボジョレー・ヌーボー解禁まで残すところ数日ですので準備に休肝しておこうとも思ったのですが、先立ってボルドーのニュービンテージのワインを飲んでみたいと思いました。
“デスパーニュ家”の新作ワインとして鳴り物入りで展開してるらしいので見かけた方も多いと思います。
ネットで見るより成城石井*1 *2で先にみかけたので1本購入しておきました。
モンペラは自家畑の葡萄で作っているのですが、こちらは特定の畑(A355)から葡萄を買い上げるネゴシアン方式*3なのでかならずしも期待どおりのものではないだろうとは思いながらわくわくしながら抜栓しました♪
銘柄:PARCELL A355 [2007]*4
『パーセル ルージュ』 2007
地域:ボルドー州(フランス)
格付け:A.O.C.
生産:デスパーニュ家(モンペラ)
種類:赤 (ミディアムボディ・辛口)
品種:メルロー種 100%
若い子をじっと見つめながら徐々に高まるのをニヤニヤしながら待つ感じでした。
といいながら1日目はちょっとよくなかった。
酸ばかりが目だって・・・
でもそれはそれなりに少し酸味のあるヨーグルト入りのチーズスプレッドとともにいただいたらおいしかった。
香りは最初から良かったです。黒い果実の甘いフレッシュな香りがしました。
ボルドーなのでさすがにバキュバンして室温放置。
2日目となる24時間後には素敵にメルローがふくらんで酸にも負けなかった。
単品でおいしかったです。
個人的感想ですが、どっちかというと同じデスパーニュ家ならモンペラよりはこっちのほうが安いしいいのではないかと思いました。
葡萄の好みももちろんある上での話しですが・・・モンペラはパワフルさが売りに対してパーセルA355はまろやかさで好まれるのではないかと思います。メルローだからのまったりの丸さがもちろんあるんでとがった部分がなく、モンペラが好きだからといって誰もがこっちもを選ばないと思います。
私は好きですね。もう1本買いに行こうかと思うw
追記:
シャトー・モンペラ・ルージュはこのブログを始める2週間前に2005を飲んでいたので記録を残していませんでした。
シャトー・モンペラ・ルージュ 2007を飲む機会がありましたので別途エントリいたしました。
セパージュ:
2004年:メルロー80% カベルネソーヴィニヨン10% カベルネフラン10%
2005年:メルロー75% カベルネソーヴィニヨン15% カベルネフラン10%
2006年:メルロー70% カベルネソーヴィニヨン15% カベルネフラン15%
2007年:メルロー80% カベルネソーヴィニヨン10% カベルネフラン10%
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*1:*成城石井紹介サイト http://www.seijoishii.com/d/50066?PHPSESSID=abd4d47f938076fa6498676b1954427a
*2:*ニュースリリース http://www.seijoishii.co.jp/article.html?id=298
*3:*赤ワインの葡萄を造っているのはレヴォルトさん、白ワインの葡萄を造っているのはデュヴィニヨさん)
*4:*ファーストビンテージもしくは日本デビューらしいです。