イタリアソムリエ協会関西【秋のワイン祭】

イタリアソムリエ協会(AIS)のワイン会がありましたので行ってきました。
常任理事のロベルト・ベリーニ氏が来日されていて、テイスティングの方法などレクチャーがありました。
また通訳の亀山絵美さんもイタリアソムリエでいらっしゃるとのことで、とても分かりやすく伝えてくださいました。



テーマは【秋のワイン祭】で、秋に似あう香り豊かなワインを集めたワイン会にしますとのことでした。
華やかな香りのアイテムが中心となっていました。


おしながき





Alto Adige DOC Gewurztraminer 2008(TRAMIN)


富山産紅ズワイガニとエビイモのサラダ

ほんの少しですがミソの苦味がゲヴェルツのほんのり苦味とマッチしてよかったです。




Vino da Tavola ANTHOS (Matteocorreggia)


キタッラ アナゴとセロリアックアの煮込みソース

セロリの根っこは長いものようなしゃくしゃく感がありあまり香りがきつすぎなくてちょうどいい感じです。若干のセロリ茎で香り付けしてありました。アナゴの存在感があまり無い。
むしろワインがかなり華やかな香りでセロリと勝負しても勝ってる感じ。




Ruche` di Castagnole Monferrato*1 2004 (La Mondianese)

※このRuche` di Castagnole Monferratoが新たにDOCGになるそうです。(DOCGラッシュ:ピエモンテ)で、生産者は今のところ8社のみだそうで・・・DOCGにする意味あるんでしょうか?乱立しすぎかとw


もち豚のバラ肉の煮込み グレモラータソース*2

バラ肉がきっちり煮込んであってほろほろ崩れていい感じ。グレモラータソースがなじんでおいしかったのですが、もう少しワインに関して重いものが欲しかった感が・・・。




ワインの全体バランスとしていささか物足りなかった。
ランチ設定ということかワインは香りがいいのだけれども酸が強い軽いものばかりでした。
3本あってうち2本赤だとしたらもうすこし重いものも欲しい。
もしくはもう1本をデザートとして扱うか。



ドルチェ

柿のキャラメリーゼとヘーゼルナッツのセミフレッド

香ばしくて秋の風味を感じました。











今日のお店
装飾が古めかしくなっていて雰囲気のいいお店です。


OPIUM (イタリア料理)
HP http://www.opium-rest.com/



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*1:*Ruche種はとてもめずらしい品種だそうです。2本目にくらべて若干タンニン感がありますが、やはりライト寄りのミディアムボディでした。

*2:*冒頭写真のメニューは誤植。バラ肉が正しかった。