極上の時間を味わう
ちょっといいワインをシェアしませんか?
その一言で始まった飲めない人のワイン会ですが、今回はイタリアンリストランテでちょっと豪華になりました。
遠峯一青曰く、
「ワインは素晴らしいものを1本でも多く飲むことが大事なんです。そうすることでしか決して開けられない扉がある」そして「たとえば一ヶ月、29日はデイリー・ワインで我慢して1日だけは高級な料理とワインを楽しむ日を作るとか、そうして最高のワインを飲むことで扉の向こうに広がる未知の光景が見えてくることもあるんですよ」*1
今日はそんな言葉を思い出しながら味わった楽しいひと時でした。
残念ながらボトルに張られた状態のエチケットでないです。
通常の会食ということで・・・少し遠慮気味だったのでw
銘柄:Trebbiano d'Abruzzo DOC [1995]
トレッビアーノ ダブルッツォ 1995
地域:テラーモ県 トラーノ ヌオーヴォ村(イタリア)
格付け:DOC(Trebbiano d'Abruzzo DOC)
生産:EMIDIO PEPE(フェデリコ スタデルニ)
種類:白 (中辛口)
品種:トレッビアーノ種
ビオディナミ*2らしいまったりと独特な風味を感じました。苔ぽくイガイガがない。
抜栓すぐからもふうわりとした香りがありましたが、時間の経過とともにより果実味がぶわっと感じられ、ミネラル分もかなりありました。ほどいい酸味も残っていていい感じでした。
1杯目はいちばん最初、2杯目は一番最後に当たったので比較しやすかったのですが、ノンフィルターらしくかなり濁っていました。むしろその濁りがコクでおいしいと思いました。
抜栓2時間ほどでピークを迎え、下っていきました。
銘柄:Sugarille Pieve Santa Restituta [1996]
シュガリーレ ピエヴェ サンタ レスティトゥータ 1996
地域:モンタルチーノ州(イタリア)
格付け:DOCG(Brunello di Montalcino DOCG)
生産:Pieve Santa Restituta(GAJA)
種類:赤 (中辛口 フルボディ)
品種:サンジョヴェーゼ種
抜栓直後からサンジョベーゼ特有の甘い香りでしたが、日曜日に飲んだ若い子*3とは異なりさらに深みや複雑さ増している感じでした。
黒い濃い色の果実の肉厚感があり、熟したプルーンやチェリーの濃厚な甘い誘うような香りです。
時間がたつとふくらんでクローブのような曇ったスパイス感がすこし出てきてより味に複雑さをプラスしてくれました。
ひとりだけなかなかグラスを手放せず、デザート寸前まで香りがごちそうとばかりにむさぼり香っていましたw
食後のオー・ド・ヴィーは
Grappa Da Vinacce Di Sassicaia でした♪
手のひらで温めながら廻していると酒精の強い*4香りがあがってきてワインとはまた違うでもワイン由来のよい香りが感じられました。
さて、お料理のほうですが、途中から記録係ということになりましたのでいくつか写真を載せておきます。
●前菜(3種のうち1種セレクト)
穴子のサラダ風
●パスタ(3種のうち1種セレクト)
いかすみのパスタ
●メイン(3種のうち1種セレクト)
●デザート(3種のうち1種セレクト)
りんごのシブーストとラムレーズンのジェラート
今日のおみせ
リストランテ サリーレ (肥後橋)
http://www.salire.jp/
ウエディングパーティもできる大部屋にもなるようですが、少人数の場合部屋の仕切りがあるのでほぼ個室のような雰囲気でこじんまりと楽しめます。
お料理もワインも大変おいしかったです♪
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