ドイツワインの会  〜SEKT(泡)〜

今回のドイツワイン会はSEKTだらけでした。
ランチ会とはいえ、初心者も最低限の知識をということで最初は軽くスパークリングワインの製法と各国スパークリングワイン名称などの簡単なレクチャーがありました。

でも、「SEKT」だけ覚えればよろしいということでw



まずはお料理からご紹介。
レストランとは名乗られているものの目指すは居酒屋さんということでお酒を考えた味のメニューになっています。



鯖の白ワインマリネ、夏のフルーツでサラダ風
酸味加減が絶妙で、鯖の臭みを無くしかつ効かせすぎず*1、お酒に合うものになっていました。
 


桃のスープ
今回はワイン以上にこれを楽しみに参りました。
爽やかな香りがして夏!という感じでおいしいです。
生クリームと豆乳で少し甘めですがデザートのような食事のような絶妙なバランスがよいです。
桃の熟れ加減で7月中旬と9月中旬ではまた味わいが違うらしく、可能であれば夏の間にもう一度行っておきたいと思います。



鶏肉のソテー
鶏皮のパリパリ感がおいしかった。
素材を邪魔しない程度のハーブや香辛料を使用していて肉汁と合ってお酒も進む一品。
あとでご紹介する4のピノのときに出てきたのですが、少し飲み残しておいた3のノブリングにも合うと思いました。
薄皮のまま加熱してある大蒜がふわふわでフォークの背でつぶすとさらにソースと混じっておいしいです。



デザート
アーモンドプードルとなにか香辛料を使ってあるケーキ。
酔ってきて香辛料がナツメグ風とくらいしかわかりませんでした。すいません。




ワインリスト

右より、

1・モーゼル地域 トゥリアー慈善協会醸造
 リースリング ゼクト・ベー・アー ブルート

本日饗されたSEKTはすべて二次発酵されているシャンパーニュ製法のものでした。
開栓時のものすごい泡立ちがさすがだなと印象的でした。しかしながらリースリングなのでボディがそれほど豊満でないので*2泡がどうしても立ってしまうというのが理由みたいです。
何人かで泡が気持ちいい間に飲みきったほうがいい種類の泡のようです。*3


2ラインヘッセン地域 シャーレス醸造
 バッフス ゼクト・ベー・アー トロッケン


3バーデン地域 ブリッツィンゲン醸造協同組合
 ノブリング ゼクト・ベー・アー ブルート


4ラインガオ地域 アスマンズハウゼン州営醸造
 シュペートブルグンダー ゼクト・ベー・アー ブルート

めずらしいピノ・ノワール*4の赤いSEKTです。

無理を言って探してもらって後日送付してもらうことになったのでこれは後日再度コメントします。


モーゼル地域 アオラー醸造
 アオラー キュヴェ パールヴァイン







こんなにいろいろ泡がそろうのもワイン会ならではですが、「みんなちがってみんないい」のが結論です!


泡で食事というのはしょっちゅうやってますが、これだけ飲み口が変わるとワインのコースのようで楽しいですね♪


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*1:*鯖の酢って強すぎるとシメサバ風になっちゃって難しいと思いますw

*2:*どちらかというと私のなかでリースリングはすらりとしたイメージなのですw

*3:*私みたいにストッパーかけながら長ければ3日飲みするような人間にはRiesling SEKTは不向きかもしれません。実際のところ飲んで見なきゃワカラナイと思いますが、今回は別のものをおみやげにしました。

*4:*シュペートブルグンダー=ピノ・ノワール