Lambrusco Amabile
本日は七夕でもありますが、ちょっと休肝しました。
誕生日にかこつけてすこし飲みすぎの日々でございました。
やはり食事時に飲みたいと思ったので、半年で人はこうも変わるものかと自分でも驚きです。
よってしばらく前に飲んだのですがUPし損なっていたクラックリングワインのテイスティングメモです。
銘柄:Lambrusco Amabile
ランブルスコ アマービレ
地域:エミリア・ロマーニャ州(イタリア)
格付け:Emillia I.G.T
生産:ANTICA CANTINA CECI (カンティネ・チェーチ)
種類:泡(微発泡:クラックリング)・赤
アルコール度数が7.5%*1と平日にほろ酔いするぐらにちょうどいい感じです。
タンニンが少なく口当たりもいいというかふわふわな感じなのであまりにも冷やしすぎるとぜんぜん香りが無いです。セラー適温より少々低め程度がいいくらいなので飲む少し前程度にクーラーに突っ込んでやればいい感じです。
前回飲んだLAMBRUSCO ROSSO MODENA AMABILE*2は本当に1000円以下で買える低価格のテーブルワインでしたが、それよりははるかに質も高く深く濃い味わいでおいしかったです。
「お試し価格」で「(味の)お届けがランダム」ということで案の定甘口が届いたわけですがw、甘いがために上質でコクがあるぶん何時飲んだらいいかわからないワインでした。
ふわっとした口当たりででもでも上質な葡萄のコクと葡萄の香りがします。*3
本当においしいのですが、如何せん中途半端さが否めないワインになっています。
この”上質”が値段を押し上げてお手ごろじゃない感じがします。
この値段出すなら他買いたいよ、みたいなw
そしてコクがあるぶん軽アルコール飲料というかソフトドリンクぽく飲むにはちょっと重たさを感じてしまい、しかも甘口といえども酸味に欠け*4、食事とあわせるにはとにかく中途半端な印象しか残りませんでした。
これには前提があるのですが、少々の甘い泡(Moet)程度や甘口のワインでも私は食事できるのですw
なのに食事とともにのワインじゃないなぁの印象です。
これが辛口だったら印象が変わったのでしょうか?
飲むのが春先や秋口だったら印象が変わったでしょうか?
お試し価格で安かったのでちょうど良かった感じなのですが、どちらかというと泡は「シャンパン(二次発酵ありで泡が堅い)・Brut・Blanc de Blanc」がおいしいと思い始めてきたばかりなので*5、個人的に正規価格ではもう買わないだろうなという感じでした。
褒めてるのか否定してるのか良く分からない感想になっていますが、「おいしい」です。
だけど価格が・・・いつものワインじゃない・・・ということです。*6
あと褒める点ならもうひとつあります。
泡用のコルクが打ってある瓶なので、シャンパンストッパーが使える点です。
飲み残しても大丈夫でした。
もともとクラックリングでふんわりとした飲み口程度で泡という感じの泡ではないので、そういう意味では泡がヘタったという表現にはならないです。
きちんと2日目でもコクが残っており問題ありませんでした。
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*2:*醤油はむずかしい http://d.hatena.ne.jp/love_wine/20090419
*3:*えぐみとかというものではないのでしょうが、本当に少しなのですが灰汁というか何かを一瞬感じました。よってさらっという印象ではありません。いわゆる旨みの一部なんですが上手く表現できずにすいません。
*4:*酸味が苦手な私でさえ酸味がちょっとは欲しいと感じたりw
*5:*昨日のドイツ試飲会でBlanc de Noirも試飲しましたがキレが感じず購入に至りませんでした。
*6:*大抵あまり値段云々考えずに飲んでますが、ちょっといろいろ思ったワインです。配達の方法が悪かったことも一因して素直に褒められない状態です。ワインにとってもかわいそうなのですが。