白の世界

きっかけのワインってそれぞれの方に在ると思います。
私の場合は貴腐*1でしたが、そのときの感動はやはり今でも忘れられません。
そしてとあるワイン会で知り合った方は白でシャルドネだったそうです。


その方からお誘い。
「きっかけのワイン、シェアしませんか?ヴィンテージは違いますが・・・」


もちろん行きますとも!
”白の世界”に足を踏み入れることになりました。




銘柄:Beaune Clos des Mouches [2004]

   ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ 2004

地域:ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ(フランス) 

格付け:AC ボーヌ

生産:Joseph Drouhin(ジョゼフ・ドルーアン

種類:白 (辛口)

品種:シャルドネ



エレガンス、その一言ですね。*2

緑がかった金色のその液体は見た目も美しく、かつ抜栓時にもほのかな甘い香りがします。
でも澄んだ香りです。

至福です。
起きて見る夢。まさにそのものでした。


2時間たちようやく目覚めたこの子を愛でながら6時間も長居してしまいました。
ゆっくり目覚めたほうがこの子はうつくしく薫るようです。
そしてアフターが複雑で単なる蜜じゃないです。バニラ?白い花の香り?*3

言葉なんてどうでもいいや。
おいしかった♪♪♪


でも「ムーシュ」って、古いフランス語でミツバチの意味なんですよね?
2004年でも十分蜜の片鱗は感じました。
ふうわりと自然な香りでした。
辛口といってもこの口当たりの良さで辛口じゃないんですよ。
でも甘口といえないです。
もっと甘い世界を知っていますが、そういう意味でなくまた別の世界でした。


こんな機会にめぐり合えて感謝いたします。ありがとうございました。
贅沢なご自宅ワインでございました。
いえ、それより超長居で申し訳ありませんでした。




ほかにもラ・パッション*4も抜いたんですが、肉を食べているとき以外は無視状態でした。思い出すと非常に申し訳ない。
これは家にもあったはずなのでまた後日にちゃんと飲んであげますw



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*1:*登美ノーブルドール1997 http://d.hatena.ne.jp/love_wine/20090221#1235203919

*2:*フランス兄ちゃん恐るべしです。

*3:*答えはアーモンド。試験じゃないのでべつにいいんですがw

*4:*グルナッシュのおいしい赤。エチケットがかわいいやつです。