ヴィネクスポ・ボルドー帰国報告ワイン会

知人がヴィネクスポ・ボルドーを見学・商談に行かれ、その様子を報告がてらワイン会を開催されたので行ってきました。
※紹介文およびお写真の部分をお借りしております。ありがとうございます。
 手抜きというよりはいい文なので説明はお借りして感想を追記の形でw




2010 Ch.Thieuley Bordeaux Sec Saunignon Semilion
美人姉妹がアントルド・メールで作るすっきり白
→青いメロンの香りのようですっきりまとまった白です。さっぱりといただけました。
 このまとまった感がボルドーSBの良さだと思います。



左:2009 Ch.Reynon Sauvignon Blanc ボルドー大学デニ・デュブルニュー醸造学教授が作る自身のシャトー
重いボルドーらしい骨太のお味でした。
右:2009 Ch.Reynon Cadillac Cotes de Bordeaux  ボルドー大学デニ・デュブルニュー醸造学教授が作る自身のシャトーの赤 82メルロー、13カベルネソーヴィニョン、2カベルネフラン、3プティベルド



白★2007Hautes- Cotes de Nuites Blanc Lavinia D.R.C.
本日のメインワイン♪*1
DRCがパリのワインショップ「Cave AUGE & LAVINIA」専用のワインとして年産たった9樽2700本しか作らないシャルドネ
畑はサン・ヴィヴァン修道院跡地の敷地内にあり、栽培からワイン醸造・瓶詰までドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティにて醸造責任者であるベルナール・ノブレ氏の下で行われ、売上金は現在廃墟となっているサン・ヴィヴァン修道院の歴史的な酒造庫復興事業の活動費として役立てられる*2
芳醇ですばらしいシャルドネでした。



赤★2002 Ch.de Pressac Saint-Emilion Gran Cru マグナム 100年戦争終戦調印式典が行われた由緒正しいシャトー 1樽900ユーロもする新樽を使用、わずかに使うマルベックが特徴


赤★2006 Ch. Lamothe - Cissac V.V. Haut-Medoc Cru Burgeois シャトーの一番古い区画から作られる、カベルネソーヴィニヨン73%,メルロー20%,プティヴェルドー5%カベルネフラン2%、新樽比率100%樽熟成は12ヶ月




またデザートもお土産で、ボルドー市内の老舗のマカロンだそうです。
最近流行りの色とりどりの綺麗なのはパリジャンマカロンといわれていてガナッシュが入っているものですが、これは素朴なアーモンドの味がとても香り高いものです。
中に何も入っていませんのでスコーンのようにジャムをぬったりして食べたりもするらしいですが、2枚あわせて発酵バターを間に挟んでいただいたところとても美味しかったです。






最後になりましたが・・・
Vinexpoとは・・・簡単な紹介文もいただきました 。

ヴィネクスポの出展者は皆様のご来場を心待ちにしております。
国際的な大グループ(コンチャ・イ・トロ、バロン・フィリップ・ド・ロチルド、カステル・フレール…)、国際的な市場に強い企業
(ド・ボルトリ、アー・ド・フシニィ、ルィジ・チェッキ・エ・フィーリ…)、または国別パヴィリオン(米国、イタリア、スペイン、ボルトガル、
ブラジル、ウルグアイ、トルコ…)など世界中のあらゆるワインが展示・紹介されます。またスピリッツは、ヴィネクスポで紹介される商品
全体の20%を占める予定です。6月19日(日)-23日(木)、40ケ国以上のワイン・スピリッツの生産者がボルドーでの展示試飲会に参加します。
2011年度は、<テイスティング・バイ・ヴィネクスポ>と銘打ち、試飲が新たな規模で実施されます。<テイスティング・バイ・ヴィネクスポ>のために特別に用意された会場で、様々な国際的かつ包括的な企画が実施され、最良の条件で試飲をして頂くことができます。また、ワイン・スピリッツ界の大企業数社が出展する「ル・クラブ・デュ・ラック」は、特別な出会いの場となります。展示会場と大会議場(パレ・デ・コングレ)は、湖上に設置された浮橋を通じて行き来することができます。


美味しく楽しく勉強になりました。
ありがとうございました。




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*1:ボルドーじゃないけど本日のメインワインでしたw その他はボルドー仕入れてくるお土産ワインで募集がかかったときは未定でしたので、その保険として希少なワインを用意くださいました。

*2:DRCがサンヴィヴァン修道院の遺構復元を目的に元敷地の畑からつくっている。収益はこの基金にあてられている。