イタリアンでクラス会(11/20)
本日は8名参加のクラス会でした。
新酒解禁後のクラス会とあって、持ってきてる人もw
お祝いということでボージョレー・ヌーボーから飲みました。*1
タイユヴァン ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーボー
タイユヴァンの店長オススメの店名ラベル品。
かなり濃いです。ボジョレーは薄いとか言ってる人はコレ飲みましょう。
キレイなこれぞルビー色というお色でした。
ルイ・ジャド マコン・ヴィラージュ・ヌーボー
ヌーボー(新酒)はボジョレーだけじゃないんだぜ、ということで登場。
新酒なのでマコンのわりにあっさりと爽やかなつくりでした。
いつもと違って料理を組み合わせながらご紹介します。
一応変則マリアージュも考えながら、という趣旨ですな会です。*2
・前菜(写真は5人前)
「前菜はいろんなワインに合わせて勉強するので多少のこし気味にゆっくりたべる」と某ソムリエさんがおっしゃってました。
お腹がすいてつい食べちゃいますがそういうのもたしかに考えたほうがいいですね。
そして
・サラダ(写真は5人前)
泡がほどほどに冷えてきたのでここで泡登場。
グリーンポイントのシャンドンのロゼ。
グリーンポイントでもドメーヌ・シャンドン時代?のブランのほうは飲んだことがあり少々固めであまり進んで飲もうと思わなかったのですが、かなり華やかでやわらかくおいしかったです。いい意味で裏切られました。
・白身魚とズッキーニの香草焼き
魚はきちんと聞いてなかったんですが、たぶん鱸だと思うあっさりとした味でした。
ここでちょっと古めのブルピノが登場。
A.O.C.Beaune Domaine Bernard Delagrange
ドメーヌ・ベルナール・ドラグランジュ
酸が落ち着いていてのみやすいボーヌでした。
いわゆるダシ感が出ていていいかんじでした。
ここで持ち込み赤残り3本の状態。
赤重なりする可能性*3があったので軽めの赤を持参したのでちょうどよかったです。
サフランソースに負けないフルーティなワインだったので、イタリアンらしいマリアージュになりました。
マルケザート・デッリ・アレラミチ ロッソ・ディ・モンタルチーノ*4
セカンドラベル。
ファーストはブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。D.O.C.G.の法定熟成期間が50ヶ月(そのうち、最低2年はオークの樽で)の熟成が必要となりますが、これは早めに出荷されているもの。ゆえに基準を満たさないのでD.O.C.扱い。
でもその特徴がとてもよくでていてサンジョベーゼのフルーティ&フレッシュ感がとてもおいしいかった。
ついうっかりお店の方のぶんを残すのをわすれてしまった・・・非常に申し訳ないです。
いよいよメインのお肉です。
トマトソースの上にのっているのはマツタケ。
で、ワインもメイン級の重いバローロ登場です。
TERRE DI BO BAROLO
D.O.C.G.バローロ。
古典なつくりで大樽熟成なので2005では若いかもしれないと思いながらもちょうどよい度合いでした。
やはりトマトにはイタリアのワインが合うなぁと思います。
逆にトマトに合いにくいなぁというのがポイヤック。
これは独立してお腹が満ちてから今回は単独で、と薦められました。
たしかにこれは羊のワイン煮込みで食べるほうがシアワセなんだろうなという特徴です。
PAUILLAC DE PICHON LALANDE
CH.ピション・ラランドのサードにあたります。*5
ボルドーらしい端正なつくりでした。
・肉団子のパスタ
ワインに合わせてくださったのかさほどトマトのフレッシュ感がせず、コク出し風となっていました。
ルパン(カリ城)の話題にしてすいませんでした。
最後に締めシャン。
甘いものが苦手傾向の方がいらっしゃる場合はこういう締め方もアリですね。
たまたまの鉢合わせでしたが、ピションラランドの親会社のルイ・ロデレールです。*6
最後にドルチェとコーヒー
個人的には甘い酒精締めしたいので次回持ち込みはちょっと工夫しますw
- ジャンル:イタリアン
- 住所: 大阪市中央区南船場1-17-5 2F
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- (写真提供:吹田のどらお)
《二次会》
お店のワインなので調べてなくて略式UP。
シャンボール・ミュジニー
一度デキャンタージュされてましたが冷えすぎてたのか香りがかなりフレッシュに感じました。
あまり重くないムルソーでした。
・・・というか酔いすぎて分かってなかったかもと反省モードです・・・
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*1:とはいえ、泡があれば最初に飲みたいところですが、あいにく持ち寄り会ということで白や泡があまり冷えてなかったので一番軽くて縁起物が最初に抜栓されました。
*2:といいますか、今回はゆっくりした会だったので順番どおりにほぼ写真が撮れるような会だったのでそれが可能というだけかもしれませんw
*3:一応事前に担当は決めるものの重いとか軽いとかは大雑把なゆえ
*4:外国語表記はむずかしいのですが、「マルケザート・デッリ・アレラミーチ ロッソ・ディ・モンタルチーノ」と表記する方もいらっしゃるようです。
*5:ファーストはCH.PICHON LONGUEVILLE COMTESSE DE LALANDE、セカンドはRESERVE DE LA COMTESSE、サードがPAUILLAC DE PICHON LALANDEとなります。
*6:2006年にルイ・ロデレール社がピション・ラランドを買収し、運営しています。