ニコニコワイン講座 第2回 (11/25) 

『神の雫』×『ニコニコ動画』〜亜樹直と夏野剛のニコニコワイン講座 第2回〜
2010/11/25(木) 20:00〜21:13にニコニコ生放送されていたものです。



今回のゲストは第1回目で話題になった『拝金』の作者、ホリエモンこと堀江貴文さん。

すげー飲んでるらしい*1ですが・・・
意外なことに真剣にワインを飲み始めたのはここ3〜4年だそうです。
それまではいろいろと・・・まぁそうですよねw



乾杯の1本

アルベール・ビショー「ボージョレ・ヌーヴォー 神の雫ラベル 2010」

 「第10回 トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー ワインコンクール」で金賞受賞の新酒。
 バナナの香り・・・って言いますよね。甘い香りのものらしいです。

 第二弾の船便で1Kくらい。お手軽に乾杯程度ならちょうどいい軽いワイン。
 夏野氏はラーメンに合うかも、といわれてましたが・・・ケンタのチキンに合うと私は思います♪



ビシュワの20年ものビラージュが飲めたらしいw



ニコニコワイン学
初心者へのワイン講座

ブルゴーニュボルドーの違い〜

夏野:そりゃ〜、場所の違いだよ。
⇒その通りなんですが、たぶん読者の知りたいのは”味わい”だろうと・・・

〜夏野氏、しばしiPadの地図での場所と葡萄品種を説明〜



ボトルの形状の違いの説明
 ・ブルゴーニュはなだらかな瓶
 ・ボルドーは澱が多いのでいかり肩(バーグマン型)の
空瓶ですがええワインです。ラターシュとラフィットw


「初心者はボルドーから飲んだほうが分かりやすい」
ボルドーはシャトーの畑で葡萄を生産、醸造しているので覚えやすい。
ブルゴーニュは葡萄を生産しているところと醸造しているところがちがう場合が多いのでなかなかわかりづらい。
しかもブルゴーニュはナポレオン時代の均等相続やら農地改革で小作人に分けたりなどで畑がかなり細分化されてしまっているので非常にわかりにくいうえに、また畑(テロワール)がまったく異なるので非常に複雑なのです。


やっぱり飲まなきゃわかんないわ〜♪
ということで今回も「提供:夏野剛」でお届けします。



生産地:ヴォーヌ・ロマネ村名プルミエクリュの畑:EN ORVEAUX(アン ノルヴォー)
生産者:Sylvin Catheild (シルヴァン カティヤール)
2004年のもの
前後のグレートヴィンテージにくらべてかろやかで早めにのめる年。

第一アロマはフレッシュないちごの香り。
酸がかなりありそうででもタンニンとかなり合い、エレガントだそうです。




シャトー・モンローズ 2004(メドック2級:サンテステフ村)
夏野さんの友人がシャトーを買収して、オーブリオンにいたフェルナンド・デュマスさん*2醸造責任者にしたらしい。


デキャンタージュが必要かもしれない若さ。
デキャンタージュとは澱とりの場合と、エアレーションをしてまだ眠ってるワインを起こして開かせるための場合とあります。



おいしそうです♪
グラスの違いについてはこちらのエントリをどうぞ。
まだ30分、シラフでエントリするのもだんだん疲れてきました。。。


ご参考:

ヴィンテージ・チャート
作柄の良し悪しを書いてある年表。私もお財布に入れて持ち歩いています♪


使徒を味わうコーナー*3

第8使徒 (26〜27巻)
ちなみにこの放送時、27巻は未発売*4
連載読んでいなくて単行本買いなんですが・・・思わぬところでネタバレされました。
さすがにそれはちょっとねぇorz ・・・とはおもいつつ・・・
第八使徒の記述はコチラ ⇒ 『神の雫』 26巻読了


〜しかし決して届くことの無かった
 ポートレートのなかの「マドンナ」である〜

ジャック・セロス
キュヴェ・エクスキーズNV

セロスのなかでもやや甘口。
酵母の香りが豊かでとてもふくらむ。



● ジャックセロス・キュヴェ・エクスキーズ NV

シャンパーニュのビオ第一人者の異例キュヴェ


江口さん、すでにかなり酔ってますです(笑)
ホリエモンはニコ動タレント・・・みたいな?
週に3回は出演?!



参加者が語る自慢の1本

ホリエモン

●Amuse Bouche
 アメリカリフォルニア州ナパ・ヴァレーのワイン
 60バレル限定のカルトワイン
 カリカベはとても開いてヴァニラの香りがとても豊か。
 わかりやすいお味のワイン。


亜樹(弟)

●Apalta 2005
 チリワイン。マルベック種とCSとMeのセパージュ。


●大阪メルロー
 仲村わいん工房さんのメルロー大阪府内のワイナリーでつくられています。
 個人的にはブラインドでシラーだと思いましたw


夏野剛
みせびらかすだけの5大シャトーおよびペトリュスのセットw

左から:シャトー・ペトリュス/シャトー・マルゴー/シャトー・ラトゥール/シャトー・ムートン・ロートシルト/シャトー・ラフィット・ロートシルト/シャトー・オーブリオン


たんにご自慢だけのコーナーでした。
・・・というかまだまだ飲むのは20年ほど先のほうがよろしいかとw


残念ながらタイムシフト期限がきちゃったので視聴はここで終了。
意外と楽しい番組です。



撮影のお店はこちら
※夏野さんのワインを勝手には・・・飲めませんw
ソムリエールの松原さんもすてきでした。

お探しの店舗のページはありませんでした




ほかの放送分

第1回(第二使徒)
第3回(第四使徒)
第4回(第九使徒:不明)


当日の江口ともみさんのブログはこちら ⇒ ニコニコな1日

上記した夏野さんのみせびらかすだけの5大シャトー+ペトリュスの1995年のセット品についてなど書かれています。

.

*1:私は未読なんですが、『拝金』の中には5大シャトーブレンドとかとんでもない飲みかたをしてたような記述があると聞きました。

*2:オーブリオンは三代目の息子に代わっているらしい

*3:これだけは番組提供:ほかは夏野氏ほか参加者提供。江口ともみさんが一番おいしい役割な気がしますが・・・

*4:神の雫』27巻発売予定日は12月22日