南アフリカのワイン

2010 FIFAワールドカップ2010 FIFA World Cup South Africa)がはじまりました。*1
おそらくあちこちのワインバーやショップでこの機会に南アのワインが多く出回っていることだと思われます。よかったらこの1ヶ月の間にワイワイ楽しく1杯、お試しはいかがでしょうか?
私の場合は・・・田舎モノなので交通費で軽く1本買えちゃったりするもので、さすがに自宅でじっくり一本開けよ〜っと♪ということでw


南アフリカは意外とワインの歴史も長く*2、また気候も南極からの冷たいベンゲラ海流の影響で緯度の割には冷涼でワインの産地に適しています。
よって意外とお味もお値段もそこそこよいワインが多くあります。

以前飲んだルパート & ロートシルト・バロン・エドモン 2005も太陽の恵みを受けた凝縮感のあるお味でした。
今回は以前買っておいたもので漫画『神の雫』22巻にも掲載されたネイピアのものを。




銘柄:NAPIER Red Medallion [2003]

   ネイピア・レッド・メダリオン 2003

地域:ウェリントン地区(南アフリカ)  

格付け:WELLINTON Wine of Orign (W.O.)*3

生産:ネイピア

種類:赤 (辛口・フルボディ)

アルコール 14%

品種:カベルネ・ソーヴィニョン 65%
   メルロー         20%
   カベルネ・フラン     15%



乳酸発酵でも?と感じたくらいに最初丸くそしてヴァニラな香りがしました。
温度が室温だったので少々高めだったのかもしれません。
黒い果実の香り、すこしチョコレート香、青い杉の香り、樽香などがあります。
ぐっとくる土の香りや味わいなどもボルドー系が好きな方だとうれしいかもです。
でもやはり南のワインで元気だと思います。
しかしながらアメリカのものにくらべたら欧州系に近いものがあるのではないかと思います。
たいへん美味しいです。






あと気になる点なのですが、ワインとして考えればこの凝縮感で3千円台はそこそこだと思えるのですが、やはり酔うためのお酒と考えると世間一般では高い部類らしいですね・・・。



蛇足ですが・・・漫画『神の雫』で、みやびちゃんにこのワインを紹介した人がごにょごにょとごまかされていてそれが結構気になっています。おそらく後日の伏線になるとは思うのですがw

.

*1:個人的感想ですが・・・ブブゼラってうるさいですねw

*2:東インド会社が葡萄を植え、ワインを造ったのが1659年。

*3:Wine of Orignは1973年よりのアフリカの原産地呼称制度。