田舎を旅行する大変さ

旅行記事をどうまとめようか考えあぐねており、総括記事から書き始めました。
 ぼちぼちまとめていこうと思いますのでよかったらお付き合いください。
 (バックデートでできるだけ時系列に合った記事にする予定です。)



今週のお題 今週のお題は「都会 or 田舎?」

都会でも暮らせないわけはないのですが、日頃雛に暮らしているためか田舎暮らしのスピードのほうが気楽に感じます。
旅行でもそうありたいところなんですが、旅行の場合”足の手配”がこと大変です。


今回旅行したのは都会のサンフランシスコとその100キロほど北部になる農産地ナパ・ヴァレーでした。

サンフランシスコは日本からの直行便もでており大都市です。
今回の旅行目的から考えると経由地にしかすぎないのですが、わざわざ日本から訪ねてきて時間があれば観光したいとおもうのが人情ですw
サンフランシスコ市内だと言語さえ選ばなかったら毎日のように市内観光ツアーが実施されていますし*1、ケーブルカーやトローリーバスも数多走っており如何様にもほいほい観光できる便利さがありました。


しかしながらナパ・ヴァレーに行くのにはそう簡単にいかず、もっぱら車で現地に向かうのが一般的なようです。*2
さすがにアメリカは車社会と言われるゆえんです。

で、単に観光だけならばレンタカーを借りて*3好きに回るのですが、今回はワインを楽しむ旅行だったので、コンプライアンス*4の関係上、車とガイドさんをチャーターしてぐるぐるまわっていただきました。


現地の事情を書きますと、周りの米国人は飲酒運転していますし、州警察もそういったワイナリーめぐりの観光客を滅多に取り締まらないようです。
ただ慣れない左ハンドルの車や右側通行の車線やら場所が分からず悩んだりするうえに、現地の飲酒運転者からの貰い事故を避けたりするリスクを考えるとチャーターの料金もそれほど高くないように思えます。
それほど田舎で不便だと思っていただければいいです。


さほどワインに興味がなかったりよく分からなかったり、チャーターは高すぎると考える方のために、いわゆる”オプションツアー”で、あらかじめ行くワイナリーを一日2〜3箇所で指定しているものもあります。
これだと行ける場所の数は少ないですが、ゆっくり見回ったり試飲*5を楽しめたりします。
オプショナルツアーは最低2名以上で人数によって車の大きさが変わりますが、基本乗り合いとなるので基本日程に従うこととなり、さほど自由はありません。


また別エントリしました、ナパ・バレー ワイントレインというものもあります。
田舎の風景をゆったりとレトロな車窓から眺めるのもなかなかよさげです。



田舎を旅行するのはとても楽しいのですが、反面大変さがあります。
でもその大変さを克服したときの喜びはとても大きなものがあります。
なにより伸び伸びできるのがいいですね♪




Opus Oneの屋上テラスから畑を望む











旅行の総括記事も兼ねているので蛇足ながらその他も。


今回の旅行は呪われてるんじゃないかというくらいトラブル発生しました。
実は都会に行くのも楽じゃ無かった(笑)
ですが、私の運勢問題じゃなくて”デルタやばいんじゃ?”とか思った次第。

往路はデルタ便が欠航してUAに振り替えとなりました。
これも経由地をいろいろ提案されましたがのめない物ばかりでかなり粘り交渉した結果です。
復路はデルタ便が遅延して一泊*6させられて、翌朝早朝に出立となりました。
往路のほうは現地係員が英語しか使えない人ばかりだったのでとても大変な事態でした。
事細かな交渉ができるほどの英語力無いのでその瞬間は途方に暮れましたが、終ってしまえばもう思い出です。
すべてこれからの糧になればと思います。


最後に機内食ワインを。
往路UA機内のワインの写真。


REDWOOD CREEK

新世界のワインはあけたてから全開なので機内のワインでもそこそこおいしいです。
これはカベルネ・ソーヴィニオンのもの。とてもよい香りでした。


復路のデルタは紙パックのジャグワイン風でした。
メルローをお願いしましたが、やはりあけたて全開で酸味もタンニンも強すぎないフレンドリーなワインでした。


今までは”酔うから”と思って、また同行者に気兼ねしたりして機内のアルコールは避けてきたのですが、今回は自由気ままな旅行だったので気兼ね無しに楽しみました。

エコノミークラスですのでプラカップ飲みとなりますが、十分楽しめますので未体験の方は是非楽しんでみてください。*7




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*1:実際出発3日前に手配したうえに、到着日午後からという日本語ツアーは無く、グレイラインという現地主催の英語の短時間早回りツアーに参加することとなりました。

*2:その他の交通手段もあることはあります。

*3:MT免許さえ持っていれば、都道府県の公安委員会で書面を作成するだけで簡単に国際免許証は取得可能です。

*4:カリフォルニア州では飲酒運転はNGです。ちなみに飲酒できるのは21歳からです。外国人はID必携のこと。

*5:基本的に有料試飲です。ワイナリーによってはセットもあったりで金額は異なります。

*6:今回のケースではデルタの機材不良ということで、近くのハイアットを用意してもらいましたが、トランクは返却してもらえず、ロストバゲッジ用のオーバーナイトキットだけを持たされて一泊となりました。空港近くの辺鄙なところだったので文字通りカンヅメになり、飲み物とか電話代とか案外高額になってしまいました。

*7:アルコール類はビールとワインのみ無料という航空会社も多いようです。