桃の節句

3月3日は桃の節句です。

子供のころは祖母が贈ってくれた緋毛氈を敷いた何段かの雛飾りを飾ってもらったものですが、年々それも億劫になっていったものです。
今はショウウィンドウのお雛様を見て季節を感じたりしています。
住宅事情もあるので案外そういう人も少なくないのではないかと思います。


節句にちなんで桃の香りのするお酒を飲もうかと思いました。*1
花の香りのするお酒というのは自然なもの香りを後でつけたものなどお酒の種類に関わらず案外多いのですが、ここは飲んだワインを中心に記録するブログとして始めたものなので、桃の香りがするワインを飲むことにしました。




銘柄:

   シャトー・ドーフィネ・ロンディロン 2001

地域:ルーピヤック地区*2ボルドー州(フランス) 

格付け:A.O.C.

生産:シャトー・ドーフィネ・ロンディロン

種類:白 (超甘口)

品種:セミヨン種 70%
   ソーヴィニヨン・ブラン種 25%
   ミュスカデル 5%


貴腐でも探せば案外安いものがあります。
特にこれはいわゆるブランドのソーテルヌの対岸のルービヤック地区のものとなり、ソーテルヌもクレスマンのように安価なものもありますが、庶民でも買えるものが多いようです。


桃の香りのワインで思いつくものはもう1本持っていたのですが、すでに口が甘いものを欲していたので貴腐のほうになりましたw
ようこそ我がスイーツ王国へ。

ベタな表現をするとこちらは黄桃というか桃のコンフィのような雰囲気です。


シャトー・ドーフィネ・ロンディロンの畑には桃の木が植わってるらしく、それで桃の香りがするのだろうということです。
以前飲んだグラヴェッロが仄かにピリ辛いのは唐辛子の栽培される地方だということや、ミントが群生している所で育つチリのカベルネがミントっぽいといわれるのは土壌を反映しているのでしょうか。




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*1:*3月はひな祭りで・・・とか年がら年中酒が飲める理由ありますw そういう歌もありますがどこかから徴収が着そうなので書きませんのであとは検索してください。

*2:*ソーテルヌ地区の川の対岸になります。