伊達じゃない、テイスティング

お店によって対応が違うかと思いますが、しっかりセラーを構えている店ですと本当にブショネの場合は交換または返金対応してくれるそうです。

前回の記事を読んでくださった方が「購入元に相談すればいい」とのアドバイスをくださったので今後のおつきあいもあるので相談してみました。*1


初心者のため気後れもあるのでメールで相談しました。
相談内容は2件でした。
店舗によって対応が違うため、各自で判断せずにそれぞれの店舗で必ず聞いてください。


Q1:劣化ワインと思われる場合どのような対応がありますか?

当店の対処と致しましては、おかしいと思ったワインは、すぐに飲むのを止めていただき、2/3以上をボトルに残した状態でコルクと一緒に店頭にお持ちいただくか、ご送付いただき、当店のスタッフによる試飲で、コルク臭や異常な酸化等の劣化が認められた場合には、全額返金とさせていただいております。


Q2:購入してからどのくらいの期間まで対応可能ですか?

コルク臭での返品に関しましては、特に期限は設けておりませんが酸化による劣化は、保管状況による部分がありますので、基本的には2週間以内とさせていただいております。


やはりクレーマーぽいひともいるためか、ブショネに関するとても長い説明もついていました。
というかブショネはワインにとって避けられない問題だとは思うのですが理解してもらえないのかなぁともあらためて感じた次第。
とはいってもたとえば自分が買ったワインが3万円*2していたらやはり頑固に食い下がる可能性はあるかもしれないw

そして個人的には泡以外全部スクリューでいいじゃないかと思うんですが、ソムリエナイフの存在意義を問いかねない問題なのかいまだにコルクが使われていますよね?
むしろスクリューよりも飲み残しの場合ガラス栓のほうがきっちり閉まるのでそれでもいいかと思います。


で、せっかく対応してくださるようなのですが、今回はここで終了。
今回ハーフだったうえにテイスティングしないで2人分いれちゃってそれを瓶に戻さずに捨てちゃったので半分ほどしか残っておらず上記提示いただいた条件には該当しませんでしたので結果的には断念ということになりました。
ハーフだったので量的にすくなかったので仕方ないです。

素人判断で瓶に残ってる分だけでブショネー判断には十分だろうと思ったのが間違い。
飲んでない証拠として飲んでない分は残しておかないといけないようです。


きちんと対応してくださったことに感謝するとともにこういうお店だったらずっとお付き合い続けていけるだろうと思います。お礼のメールもしました。
CSセミナー等で「一人の顧客をいかにしてロイヤリティーの高いリピーターやファンへと位置づけていくか?」というテーマがよくありますがこういうきちんとした対応が安心につながるという実例でした。


またおうちワインとはいえテイスティングというのも大事なのかなと思いました。
レストランではソムリエの方が儀式のようにテイスティングを勧めてくださいますが、実はというとあらかじめ抜栓をお願いしている場合はあらかじめソムリエがテイスティングしているケースもあるので、本当に儀式にしかすぎないゆえに家ではつい端折りがちです。
でも今回こういうことがあったので次回からはおひとりさまでも軽くテイスティングしてからサーブしたいと思いました。


伊達じゃない、テイスティング!!




本日は劣化問題で疲れちゃったのでスーパーでお気軽に缶ワインを買ってきてパキン!シュパー!とあけてしまいました。*3
赤白ロゼと3種類あるのですが全部一度に対応できる肝臓容量でないので、後日まとめてエントリします。



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*1:*前回のシャルドネのブショネの際は本当に安ワインだった上に某店舗のおためしのつもりだったこともありなにもせず・・・それ以来お付き合いしていません。

*2:*リーマンショック前のOpus One 2003とかがまさに3万円ほどしましたよね・・・

*3:*スクリューもガラス栓のワインもセラーにあるんですがとにかく何も考えなくてもいいものにしたかった。