DELAMOTTO Brut Blanc de Blancs Millesime
たぶんシャルドネ好きな方なら十分ご存知なシャンパーニュだと思います。
本当にシャルドネってこうなんだ、って造りですね。
「Salon」ってご存知な方なら多いと思いますが、それのセカンドだと思ってもらえればよいと思います。
ご承知の通りサロンは毎年の生産はありません。最高の葡萄ができた年にしか仕込みされません。でも葡萄は毎年作付けされています。そのキュヴェはどうなるのかと言えば、主にこのDELAMOTTOに用いられています。
なのでこれは”貧者のサロン”なのですw
もっともSalonとDELAMOTTOを飲み分けている方々はそれぞれのスタイルが確立されていてそれがそれぞれの魅力、とおっしゃられています。
残念ながら貧者はSalonなど味わう機会もございませんでしたが、いつかはいただいてみたいものでございます。
そんな夢馳せられるおいしいシャンパンです。
当然コレがおいしいから感じられる夢なのでございます。
銘柄:DELAMOTTO Brut Blanc de Blancs [1999]
ドゥラモット・ブリュット・ブラン・ド・ブラン・ミレジメ 1999
地域:シャンパーニュ州(フランス)
格付け:A.O.C. (Vin de Champagne)
生産:デゥラモット社 (ディディエ・デュポン)
種類:泡・白 (Brut)
品種:シャルドネ種 100%(コート・デ・ブラン地区ル・メニル産)
酸味が苦手な私なんですが、酸味よりももっと白い花の香り、柑橘の華やかな香り(グレープフルーツ)が立ち、味よりもむしろ爽やかさで包んでくれます。
後から来る甘さはドサージュのみではなく本来のワインの甘さもきちんと来ます。
もちろんシャンパーニュは冷やして抜栓時の立つ泡の強さを楽しむものなのですが、ストッパーをかけて少し温まったのものを味わうと泡の強さだけでなくシャルドネ本来の味も楽しめます。
またさすがはシャンパン。二次発酵をきちんとしてあるので翌朝でも泡しんでませんw
人生初の朝シャンです♪
実はコレ、誕生日の前日、両親との食事に用意したものです。*1
本当は別のもっと有名なものを用意したのです*2が、あまりワインというお酒の種類に興味を示さない彼らに彼らが驚くような値段のお酒を乾杯のためだけに用意するのもどうだろう・・・といろいろ考えあぐねた結果がコレです。
彼らには知らないお酒でも十分おいしく感じていただけたようです。*3
いろいろ説明しようと思ったら説明できたんですが、それも無粋なので、アドバイザーに薦められたとだけ一言。
特に昔の人には”プロがオススメ”の一言ですべてが片付くようでなによりですw*4
最近また漫画『神の雫』に掲載されたそうで、もう1本買っておこうかと探しましたが売り切れでしたorz
また2000ミレニアムが出されたら押さえたいと思います。
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