山羊さん羊さんのチーズ会

「山羊さん羊さんのチーズ会」@京都に参加してきました。


今回はテイスティング程度のシャルドネつきでしたw
前回とは違って飲み物がシャルドネと水、そしてパンはバゲットとレーズン入りのライ麦パン*1でした。そして講師お手製の蜂蜜とブランデーでイチジクを漬けた物。

食べてみればわかるのですが、やはり根本的にチーズの脂肪の質などがちがうので、パンもどちらかというと力強いほうがおいしいです。
ちなみに山羊には白ワイン、羊には赤ワインのほうが合うと思いますとのチーズスペシャリストの講師さんのお話でしたが、確かにそう思いました。*2



では今回のチーズのラインナップを。



<各チーズの説明>



※こちらが塊の絵、切った物は全体写真の0時方向においてあるもの。

1.トム ド シェーブル ドフィーネ
原産地:ローヌ・アルプ地方(フランス)
原材料:山羊乳


2.バスクトゥ
原産地:バスク地方(フランス)*3
原材料:羊乳



3.サントモール ド トゥレーヌ
原産地:ロワール川流域(フランス)
原材料:山羊乳

右から熟成度で
・まだ1ヶ月程度(フレッシュ)
・湿度を80〜90%保って熟成(アフィネ)
・湿度を70%程度で2ヶ月熟成(セック もしくは ドゥミセック)
  →良く見ると真ん中に藁の芯が入っています。規定のものだそうです。



4.ガロッチャ
原産地:カタルーニャ地方(スペイン)
原材料:山羊乳



5.イディアサバル
原産地:ナバラバスク地方(スペイン北部)
原材料:羊乳




基本的に山羊さん羊さんのチーズは小さめです。

これは脂肪とチーズを固まらせる酵素レンネット)との関係からそうならざるを得ないのです。
牛乳のなかに含まれる脂肪球はより大きく、>羊の脂肪球>山羊の脂肪球のようになるそうで、牛乳ほどは大きなチーズはできないそうです。
前回の山のチーズは大抵大きかったですが、ほとんどが牛乳由来のチーズでした。


その分、山羊のチーズは人間が飲むのに適していて胃に優しいそうです。
そういえば牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするおとーさんとか居ますよね?



知識も乏しく、まだまだ敷居が高い食べ物です。
ワインのお供とともに徐々に楽しみを増やして行きたいと思います。




お世話になったお店。
4回シリーズでチーズ会はあるそうですが・・・3回目の次回はカビ。



フロマージェリー アルモニー

京都市北区小山花ノ木町56 (地下鉄北大路駅下車、ビブレ西北側)
 TEL&FAX 075-493-5370
 営業時間10:00~19:00(木曜定休)


http://www.harmonie-de-vin.com/

(HPはFireFoxでは反応しません。IEでは反応しました)


#お土産も買ってきました。後日UPします。
 ゴルゴンゾーラのチーズケーキがめずらしいです。





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*1:*ライ麦50%配合

*2:*あまり大声で言えませんが・・・確認しました!

*3:*バスクというとラヴェル(亡き皇女のパヴァーヌ)しか思い浮かばないのですが・・・山間部になるそうです。