Luciano Sandrone/Barolo Cannubi Boschis


ドラマ『神の雫』第7話
第5の使徒 弥勒菩薩半跏思惟像である。


※原作とはもうまったく別の物語と考えたほうがよさげです。
 第5話くらいからドラマラインの別の筋が発生しています。
 ドラマは原作の省略化ではなくドラマの別の話であったらいいと
 個人的には思います。*1



「その人への想いを愛という言葉では表せない。」
「悩めるものに沈黙をもって応えてくれる。」*2


「ワインは誰と飲むかが大切。」
「黙っていても側に居ることが大切。」


第5話では兄弟の存在を知り父親をより否定的になっていた主人公、
第6話では全否定から雪山で孤独を体験し、自分を支えてくれる仲間の大切さを
あらためて感じ”希望の光”を見出していた主人公。
またほのかな恋の伏線有り、か・・・?!



そして読まれなかった遺言状のつづき・・・


「愛という言葉では言い表せない。」

「そのたたずまいは人でありながら宇宙なれ
 見返りをもとめずあなたはありのままの私を受け入れる
 (中略) 
 何物にも代え難い何物にも代え難い崇高な存在。
 その人には”感謝”という言葉で表す。」


尊敬や思慕という言葉を思い出しました。
自分にも少々心当たりのある、大切にしたい想いです。


原作の弥勒菩薩半跏思惟像とはぜんぜん異なりますが、これはこれで
まとまった話になりつつあるかな、と思います。


対照的に一青は絶望の暗闇に飲み込まれていくという
二人の違う道を示唆してドラマは終了。
この先打ち切りか数話で終了となるのかビミョーな感じです。



閑話休題


もとい、おいしいワインのお話を。


ドラマ『神の雫』 第5の使徒  【原作『神の雫』では第六の使徒】 *3
ルチアーノ・サンドローネ・バローロ・カンヌビ・ボスキス 2001
http://manganews.jp/archives/919.html



銘柄:Barolo Cannubi Boschis (バローロ・カンヌビ・ボスキス)
地域:Barolo (Italy) ビエモンテ州
生産:Luciano Sandrone (ルチアーノ・サンドローネ)
種類:赤 (ミディアム〜フルボディ)
品種:ネッビオーロ100%


これは残念ながら使徒より若い2003年ヴィンテージです。
使徒と同じビンテージは既に希少価値なので大変高騰しています。*4
で、平民には手が届かずです。残念。


ちょっと無理して購入したものの、
ただ飲み頃はもうちょっと先らしいので、数年は思慕を封印するとともに
この愛を暖めておきたいと思います。


で、もうちょっとあったかくなったら広隆寺へ行ってみたいと思います。
これは原作漫画『神の雫』「菩薩である」と表現されたワインです。
菩薩というと「弥勒菩薩半跏思惟像」(広隆寺)か、と作中にもありました。


で、もうちょっとあったかくなったら・・・なのです。
だって太秦寒いよ。今出川より北上するととたんに寒いと思うので。
というか・・・盆地なのでどこでも寒い(笑)


ええ、結局おひとりさまです。ひとりだから寒いのかもです。


「ワインは誰と飲むかが大切。」


ちょっと胸が痛んだ回でした(苦笑)






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*1:*ドラマ『神の雫』第6話視聴率は、4.9%ということを考えると世間的には受け入れられていないのかもしれません。

*2:*原作では”黙示”と表現されています。

*3:*以前、”使途”と誤記したことあります。すいません。

*4:*5大シャトーの若いのと遜色ない値段だ。無理無理無理無理