「別れのワイン」と「別れのワイン殺人事件」
今週のお題「私のゴールデンウィーク」ということで。
普段はなかなかゆっくり映画鑑賞をしたりする時間もとりにくいのですが*1、ゆっくり休みをとれたので大掃除と衣替えの合間にワインのお題がつく作品を鑑賞してみました。
※ねたばれを含みますのでオチを知りたくない方は移動してください。
1つめは映画。
刑事コロンボ 『別れのワイン』
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シリーズ19作目(1973)
とりあえず気持ちを盛り上げるためにテーマから。
エイドリアン(ドナルド・プレザンス)はワイナリー経営者だった。ワイン作りにすべてを捧げていた。しかし所有権を持つ義弟のリック(ゲイリー・コンウェイ)は、てっとり早く金が欲しいゆえ大手の酒造会社にワイナリーを売ると宣言。口論となり、激高したエイドリアンはリックを激しく殴打。気を失った彼をワインセラーに運び、空調を切って置き去りにしたままニューヨークへと旅立った。
水野晴郎さんの解説
「いやぁ〜、映画って本当にいいものですね。」
この作品は名作として名高いようですが、評価がかなり分かれるみたいです。
観たらなるほどなんですが・・・ワインを愛する気持ち(しかも偏愛、マニアの類)をどれだけ共感できるかどうかにあるのではないかな・・・という感です。
ワインに関わらず、最近は世間が多様性豊かに緩やかになったおかげでマニアやヲタクの社会における地位はそれほど悲惨ではありませんが、それでもいわゆる”世間ズレ”な感が否めない方もたまに見受けられます。
エイドリアンもそんな一人だったのでしょう。残念でした。
2つめはアニメ。
名探偵コナン97話『別れのワイン殺人事件』
1998年放映のアニメオリジナル話です。
ZARD「運命のルーレット廻して」が当時のOP曲。
なつかしい。
ワンマン傲慢な父親が引退間際ということでお金に困った姉妹が父親殺害を試みる・・・といったもの。
エチケットはコレですが、
なんだかわからない・・・。*2
1998放映とはいえ、57年ものといっていたので結構長期熟成型のいいもの風でした。
しかしスクリューだけでスポンと抜けるコルク状態ではないと思うのですが・・・w
以下、両方に共通した感想。
ああ、よかった。
殺人に使われたワインは無かったんだ・・・。*3
思いっきりねたばれ(笑)
【追記】
「刑事コロンボ」主人公の俳優さんピーター・フォークさんは、2011年6月23日にお亡くなりに成られました。
ご冥福をお祈りいたします。
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